2009年2月23日 (月)

冬季ユニバーシアード in ハルピン

冬季ユニバーシアードがハルピンで開催されております。

2月18日から28日まで、ハルピン市内を中心に行われています。
以前にもハルピンで全日本のアイスホッケーの試合を観戦したことがありますが、今回もアイスホッケーの試合を観戦に行ってきました。

実はNHKの地球アゴラ出演のアゴラーつながりで、チェコに在住のKさんの娘さんがこのユニバのアイスホッケーに出場するというので、ご一緒させていただくことにしました。
Kさんのお嬢様はこのナショナルチームのゴールキーパーです。
現在はチェコからアメリカに渡りアメリカの大学に留学し、アイスホッケーの本場で修業中です。

Kさんと待ち合わせをして、ハルピンのアイスホッケー会場へ向かいました。
会場では北京オリンピックに習ってか、入場の金属探知などが厳しく行われていました。

観戦したのは、予選3試合目のイギリス戦と4試合目のスロバキア戦です。
イギリス戦では快勝。
Kさんとの観戦もリラックスムードです。
Kさんのお嬢さんもスターティングメンバーで、ゴールを死守。ナイスセーブで、彼女はノーゴールに抑えていました。

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前2試合では、1戦目のフィンランドは敗戦。2戦目の中国線では激戦で延長でも決まらず、PKで勝ちを収めていました。
なのでこの英国戦で2勝目をゲットです。

観戦2試合目のスロバキア戦は、決勝リーグに進むためには落とせないゲームでした。
そのためなのか、イギリス戦で見せたスムースなパスワークができず、シュート数も少ない。スロバキアのスピードにやや押され気味。
ゴール前の混戦が多くその中でKさんのお嬢さんも3点を許してしまいました。
ゲームの終盤には、ゴールキーパーも前線に出て攻撃に参加し得点を狙うというギャンブルにでましたが失敗。
逆に無人のゴールにロングシュートを入れられてしまい、ジ・エンド・・・・。

スロバキア戦ではハルピン在住の日本人十数人で応援に駆けつけました。
マイナーな日本人応援団で「ニッポン チャチャチャ」をしました。
おそらくハルピンでは初めてのチャチャチャだったのではないでしょうか。
アウェーなので、「ニッポン ガンバレー」なんかを叫ぶと圧倒的多数の中国人観客から不思議そうに振り向かれます。
スロバキアが得点すると、会場の我々以外からは歓声があがり拍手が行われます。
ニッポンはそんな不利な戦況でも精一杯頑張ったと思います。

スロバキア戦が終了しリンクを後にするKさんのお嬢さんは悔しそうで少し涙ぐんでいたようです。

ゴールキーパーはゴールを守って当たり前、負ければキーパーのせいと思われるぐらい重責のポジションです。
そんなプレッシャーに中で戦っているのですから、その重圧は他人にはうかがい知ることはできないかもしれません。
それを観戦しているキーパーのお父さんも、ゴールを割られる度にキーパー本人と同じくらい身を切られるような思いをしているに違いありません。

スポーツの世界は見ている方と、やっている方ではほんとは天と地ぐらいの差があるのではないでしょうか。
厳しい世界です。
結果だけが評価対象となる世界です。

だから我々は安易な評価はできないなあと感じております。

まだ半分の日程です、ニッポン ガンバレsign03

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2009年2月17日 (火)

テレビ出演

最近、実はテレビに出演しました。

なんとかの有名なNHK!!
出たのは、NHK BS1の「地球アゴラ」という番組です。

海外で暮らす日本人をインターネットで結んで、現地の様子や暮らしを紹介したり最新のニュースを取り上げたりしている番組です。
私のこのブログが番組の制作スタッフに発見されたようで、このブログを通じて連絡がありました。

今回のテーマは極寒の地にすむ日本人ということで、中央アジアのカザフスタンとこのハルピンが取り上げられました。

ハルピン名物の「氷祭り(冰雪大世界)」や、凍結した松花江、零下20度を超えるハルピンでもこんなにみんなは元気に暮らしているという様子を紹介。
また、ハルピンに語学留学している宇賀神君の協力で、濡らした頭髪が短時間で凍りつくという絵を撮るために、外で髪の毛を立てた状態で凍りつく様をレポートしました。

この番組のために、2週間ほど前から、番組に一緒に出演していただくことになった一瀬先生(ハルピンの大学で日本語を教えています)と宇賀神君の3人で、ハルピンの取材を行いました。
普段は寒すぎるためあまり行かない松花江に行って、濡らしたタオルが振り回している間に凍るかどうか試したりもしました。
結果は3分ほどで、見事そのタオルは凍りつきました。
また、バナナ、イチゴ、Tシャツなんかを凍られたりしてみました。

極寒のハルピンに住んではいますが、実際そんなことをしてみたことはなかったので結構楽しかったですね。
予想通りバナナもイチゴもTシャツも、カチカチに凍りつきました。
バナナでは釘も打つこともできます。

結局いろんな実験は番組では放送することはありませんでした。

この番組はウェブカメラを使って、映像と音声を世界各地から送るようにしています。
インターネットが世界を結んでいるので、10年前ならかなり困難な番組だったでしょうね。
10年前もインターネットはありましたが、単にネットを見たりメールをやり取りするぐらいで、音声や映像はまだ送れなかった時代ですからね。

司会の川平慈英さんや住吉美紀さんともお話できて、いい経験になりました。
リハーサルも番組の裏側を垣間見ることもできたので、興味深かったですね。

また機会があれば出演します。
また皆さんよろしく。

地球アゴラ、結構面白い番組ですよ。
http://www.nhk.or.jp/agora/bangumi/index.html

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2008年9月23日 (火)

葡萄王国

ハルピンの短い夏が終わり、秋の気配と冬の訪れを意識するようになってきた。

中秋節は今年は中国では国家指定の休日となった。
ちょうど日曜日と重なったために、月曜日が振り替えとなり三連休が出来ました。

その休日にぶどう狩りに招待された。
このぶどう狩りは内の百貨店のVIP顧客への戸外活動として規格されたものです。
休日に特に何もすることが無かったので、この活動に参加することにしました。

あさ8時半に百貨店の前に集合。
観光バスをチャーターして約40名ほどのお客様と一緒に出発です。
行き先は『ハルピン葡萄王国』という観光葡萄園です。
市内から約50分ぐらいの郊外にあります。
途中市内を流れる松花江という川を超え、最近新しく開発を進めている松北地区を通りぬけて行きます。

以前は何も無い湿地帯だったのですが、今は住宅開発が進みたくさんの集合住宅が出来ています。
大学もこの地区に引っ越してきたり、新しく開校したものもあります。

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葡萄王国に着くとさすが中国。
まず、人の多さに驚きます。
何台もの車が駐車場に止まっているし、入り口前では朝の出勤時の三宮駅前のような人出です。(ローカルな喩えですんませんです)
人民の多さには慣れているつもりなのですが、びっくりです。
また、葡萄園の規模にも驚きます。
入り口から葡萄狩りの農園まで歩いて10分少しはかかるでしょう。
葡萄園もかなりの広さです。
日本でも行ったことはありますが、その数倍上の規模でしょう。

葡萄園の中では多くの人民がぶどう狩りを楽しんでいます。
休日なので家族連れが多く、子供連れもたくさんいます。
葡萄は2.5キロまでは入場料に含まれ手要るようで、持ち帰りがタダですが、1キロ超える毎に3元が掛かります。
かなり安いので少々重量オーバーしても気楽です。

葡萄狩りでは、少々マナーの悪い面も見受けられます。
刈り取ったぶどうの房が、その辺に捨てられていたり、枝に引っ掛けてあったりします。
おそらく先にとったぶどうより大きくておいしそうな房を見つけると、そのたびに入れ替えているのでしょう。
まあ、この辺はお愛嬌でしょう。

当日は天気もよく、途中からはジャケットなしでもいいぐらいの陽気で、気持ちのいい葡萄狩りを堪能しました。
葡萄園からの帰りにはトウモロコシも買いました。
市内で買うより遥かに安い値段です。

家に帰ってから、早速トウモロコシを塩茹でにして、ぶどうも一緒に頂きました。
北海道で食べた取れたてのジューシーで大粒のあのトウモロコシには敵いませんが、おいしく頂きました。
ぶどうは、緑色のやや小粒のものと、紫色のぶどうの2種類ありました。
生成り完熟というのでしょうか、甘くておいしいぶどうでした。

このぶどうの季節が終わると、中国では国慶節(10月1日)になります。
ハルピンではこの国慶節が過ぎると、日本で言う晩秋の感覚です。
冬の到来が間近です。
Photo

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2008年8月27日 (水)

北京オリンピックが終わって

北京オリンピックが終わりました。

何かと話題の多いオリンピックだったのではないでしょうか。
51個もの大量の金メダルをゲットした中国の活躍は本当に驚嘆するような記録でした。

中国のテレビもオリンピックが終わった今でもその熱気が覚めやらない感じで、競技の名場面を流し続けています。

私も一生の記念になるかと思い、何とかチケットをゲットして観戦に行ってきました。
オリンピック期間中の北京は飛行場から地下鉄、街中と物々しく思うぐらいの警戒態勢でした。
地下鉄に乗るのも金属探知機、競技場に入るのも金属探知機、手荷物チェックと、行列を作るのが当たり前の感じです。
手荷物チェックの際に、お土産で買っていたトランプが引っかかってしまったのにはびっくりです。

北京オリンピックで観戦したのは日本対韓国の野球と、水泳です。
星野監督率いる日本チームとの韓国戦は観戦前から非常に楽しみでした。
結果はもう皆さんの知るところでしょうが、後半に逆転負けをしました。
韓国の応援団はおなじみの『テーハミンゴウ』で、すごい応援でしたね。

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Photo_3野球競技はこの北京オリンピックで最後になるということですが、残念ですね。
そのせいか、ここのオリンピック野球会場も仮設仕立てで、鉄パイプなどで上手に作ってはいましたがやはりチープな作りでした。

そうそう、韓国チームのホームランボールをゲットしました。
練習中のボールでしたが、目の前に飛んできたボールを運よく拾えました。
みんなすごい勢いで取りに来ましたが、場所の関係で私のほうがすばやく拾えました。記念に持って帰らせていただきました。因みにボールはMIZUNO製。
星野監督が文句を言っていた国際試合用ボールなのでしょうか?

Photo

試合が終わって球場を出ると、韓国人が竹島(韓国名:独島)問題でのアピールをやっていました。
オリンピックでは政治問題はそぐわないと思いますが、気になったのは公安の対応。見てる限りでは見てみぬ振りのような感じでした。
ちょっとピリピリした雰囲気ではありましたが、特に騒ぎがあったようなことも無く、心配するようなことはありませんでした。

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まあ、今回の北京オリンピックでは度肝を抜かれるような華々しい祭典であったことだけは印象に残りました。
コメントに困るようなこともありましたが、無事終わることが出来てよかったですね。

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2008年8月14日 (木)

北京オリンピック

8月8日から始まったオリンピックですが、中国隊がめちゃくちゃ頑張っています。

8月8日の日は、我が百貨店も6時に閉店して従業員を退社させました。
夜の8時8分からオリンピックの開幕式が始まるからです。
この日は中国人民の百年の夢が叶う大事な日です。
こんな夜はお客様も来ないだろうと、早目の閉店です。

北京オリンピックの開幕式は、中国の超有名映画監督:張芸謀氏が総指揮。
各国選手入場の前に1時間強にわたる演出を行いました。

最後の聖火点灯まで4時間にも渡る長い開幕式でした。

総合的に見ればけっこう見ごたえのあるイベントであったと思います。
聖火点灯は元ゴールドメダリストで現スポーツ用品会社会長の李寧氏で、張芸謀監督十八番の空中ぶら下げにより、宙を駆けるようにして会場を回り、導火線から点灯に至るという仕掛けでした。

まあ、個人的には李寧氏は現役ではなかったので若干・・・・・でした。

開幕式後に、メディアによりこの開幕式の花火の仕掛けがコンピューターグラフィックだったことがばれたり、少女の歌が口パクだったことなどが暴露されたりしていましたが、それも映画監督による演出と割り切ればお愛想です。

個人的なことですが、明日から北京へ行きます。

北京オリンピックのチケットをゲットしているので観戦に行ってきます。

Photo 選手宣誓をする张怡宁(卓球世界王者、前回金メダル)

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2008年4月16日 (水)

ハルピンでアイスホッケー世界選手権

ハルピンが中国最北の省都であることはご存じかとは思います。
なので、さぞかしウインタースポーツが盛んなのではないかと皆さん思っていることと思います。
しかしながら、住んでいる私には目立ってウインタースポーツが盛んなようには感じることがありませんでした。

確かにハルピンの周辺には数か所のスキー場もあります。スキーをしているという方も何人か知っています。
でも、日本のような賑わいはなく、中国の人たちにとってはあまりメジャーなスポーツではないように感じます。
やはりまだまだ贅沢な余暇スポーツになっているようです。
施設自体も、日本の田舎のスキー場かはたまた数十年前のような感じです。
滑っている人のレベルも北国の人とは思えないレベルです。
もしかしたら私でもそのスキー場でも上位レベルに入るのではないかと自惚れるぐらいです。(日本のスキー場では小さくなってたんですが・・・)

そんな訳で好きだったウインタースポーツへの興味を無くしつつあったのですが、ハルピンでアイスホッケーの世界女子選手権があるとのニュースが舞い込みました。
地元ハルピンの日本人会からのお知らせで知りました。

それなら見に行かなくてはと、行ってきました。

アイススケートは、ハルピンでは経験者も多くて、小学校のころから校庭の天然リンクや凍結した川などで滑っていたそうです。
スキーなどとは違い身近なものだったので、ウインタースポーツとしては経験者が多かったのでしょう。

まず見に行ってきたのは、対フィンランド戦です。
アイスホッケーのルールなど全く知らなかったのですが、とにかくゴールすればいいのだと、応援しました。
結果は残念ながら1対6で惨敗でした。
さすが北欧の強豪ですね。体格もいいしパスワークも格上の様子が素人観戦でも感じられました。

日を改めて、今度は対中国戦です。
フィンランド戦とは違い中国側応援団も多く観戦に来ていました。
日本側応援団もフィンランド戦よりは倍近く来ていました。
とはいっても総勢40名ぐらいでしょうか・・(少ないです)
日の丸に、太鼓持参の方も日本から来ています。日本チームの関係者の方々でした。ハルピン在住者はおそらく15名ぐらい?
試合は結構白熱しました。
第一ピリオドは日本チームが試合をリード。まずは先取点をもぎ取りました。日本側応援団は大歓声です。
しかし中国チームも徐々にエンジンが掛り始め、パスワークもスムーズになり始めました。

第2ピリオドは中国が押し気味で、日本側も焦りからかペナルティ退場が目立ちます。中国のシュート数も日本を上回っているようですが、日本のゴールキーパーの好セーブでしのいでいます。このピリオドは両チームとも無得点。

第3ピリオドも中国が押せ押せムード。なんかやばいぞと思った矢先、ゴールされてしまいました。
中国応援団のボリュームがアップします。『中国隊!加油!』の声が会場を包んでいます。
両チームの攻防が激しくなり、ターンオーバーが繰り返されます。そんな中激しい当りを繰り返していた中国チームに相次いでペナルティ退場がありました。
日本チームのパワーゲームチャンスです。
見事パワーゲームを生かし日本チームが得点しました。
残り時間が少なくなった時に中国チームのこぼれ球をうまく処理した日本チームがまたダメ押しをしました。

結果
3対1で日本チームが勝利しました。

日本チームの面々は抱き合ってリング上で喜んでいます。
よく見るとみんな泣いています
中には上を向いて号泣している選手もいました。

今年の北京オリンピックに向けていま世間が騒がしいです。
でも日夜鍛錬を続けている選手の方は、このオリンピックが最大の夢の場所でもあります。
なんの憂いもなく精一杯戦えるような環境が望ましいと考えます。

頑張れNIPPON!Img5365fac3zik7zj1 Imga4138daazik2zj1

何年振りかで君が代を歌いました。しかも海外で・・・。

選手団の方の話によると、この世界選手権のトップディビジョンに昨年初めて昇格し、しかも初勝利がこの中国戦だったようです。
負ければ格下のディビジョン1に降格なるところかもしれなかったそうです。
また、次期バンクーバー冬季オリンピックの出場権に向けて最終予選にも残ることができ、残りの2つのイスを争うチャンスがあるそうです。

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2008年2月10日 (日)

香港・マカオ出差

2月の春節前に慌ただしく出張が入りました。
行き先は、マカオと香港です。

我が百貨店へあるブランド導入のための交渉です。
いわゆるインターナショナルブランドと呼ばれるものの交渉窓口である会社は、香港などに集まっていることが多いのです。
香港のブランド代理商が中国大陸へさらに販売代理権を渡し管理するという方法も多いようです。
とにかく、中国国内で扱いたいブランドがあれば香港方面詣でが必要となるわけです。

ここハルピンから香港方面へは飛行機で4時間半ほど必要です。マカオへは直行便が無いため、上海で乗り換えマカオへ向かいました。(時間のロスが多いので少々閉口します。はい)
旧正月前の混雑する時期なので、上海空港も多くの人民で溢れていました。
ある航空会社のチェックインカウンターでは何かチョンボがあったのか、そこだけ異常な人口密度で、しかもたくさんの人が抗議のシュプレヒコールを起こしたりしていました。
とにかく大声でなんか騒いでいました。ある人はチェックインカウンターの上に立って「回家・・・』何とかなどと叫んでいましたので、帰省できなくなっているから怒っているのでしょうか・・・?

朝7時に家を出てマカオのホテルに着いたのが7時。12時間も掛かってしまいました。
マカオ空港から市内へはタクシーで20分ほどでした。
すでに暗くなっていたため、ホテルやカジノのネオンが華々しく(毒々しく?)輝いていました。
一人での出張だったため、ホテルチェックイン後食事でもしようとホテルの周りを歩いてみました。
豪華なホテルやカジノなどの間にやっぱりありましたローカルの小さな食堂が。
無難なところで麺類と炒菜を注文しました。
価格も安くて46澳幣(マカオ通貨はパタカと言います)でした。
ホテルだったらこの数倍はとられるかな。
また食事後うろうろしていると、ヤオハンを発見。新八百半百貨との表示。
かつては日本人が駐在していたのでしょうか。ヤオハンの中も見学しましたが、特にこれといった見るべき点は無し。昔ながらのMDでした。スーパーは上層階にあり、そこではバレンタイン用なのでしょう、大量のチョコレートが売り出されていました。
なんとゴディバがスーパー内にあったのにはびっくりでした。

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翌朝、ブランド商とは午後の約束だったのでマカオを見物することにしました。
ホテルの近くからタクシーで、聖ポール天主堂跡やモンテの砦、大三巴ナーチャ廟などを見に行きました。中国大陸からとおぼしき観光客で賑わっていました。

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その後お目当ての澳門威尼斯人酒店(ベネチアン マカオ リゾートホテル)の巨大ショッピングモールを見に行きました。
水の都ヴェニスをテーマにした運河がありゴンドラで遊覧できます。客室はすべてスイートで、スタンダートタイプでも70平方メートルの広さ。350店舗以上のショッピングモールや40以上のレストランを併設し、広大なカジノ施設があります。
モールの方は東京お台場のビーナスフォートとよく似た造りです。天井部分が青空のスクリーン投射になっています。
今度は仕事じゃなく遊びで来たいものです。

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2008年1月23日 (水)

就活

この冬ハルピンはは例年並みに寒くなっています。
この数日は最低気温が零下26度とか27度になっています。

日本では例年のセンター試験の季節ですね。
この時期日本では何故か雪が降ったりして、受験生を悩ませているようです。
今まで頑張ってきた総決算のような日に交通機関が乱れたりすると、心理的にもあんまりよくないでしょうね。
何があっても泰然として・・なんていっても無理でしょうか。
それはともかく、受験生の皆さんは実力を十分発揮できるよう頑張っていただけるよう応援します。
4月からは晴れて大学生になれるようにね。

中国は三月卒業ではなく七月が卒業の時期です。
大学生で4回生はあと半年で卒業です。
今日は、就職活動の話です。

日本と同じく学生達は4回生になると『就活』を行ないます。
企業も大卒を確保するため、就職説明会のようなものを行なったりします。
ただ日本と違いそんなに大掛かりなものをせず、新聞広告に募集要項を載せるだけの所も多いようです。
新卒募集といった考え方も少ないみたいです。
転職が日常的に行なわれているため、随時募集のようなものが多いようです。

うちの百貨店でも毎年新卒大学生を雇用しています。
幹部候補生として、『管理培訓生』という呼称で20名弱を取ります。

今年もハルピンの主要大学で就職説明会を行ないました。
私も人事部と同行して説明会に参加し、学生の面接を行ないました。

ハルピンでは有名な黒●●大学、ハルピン●工大学などです。
学生達の関心も高いのか説明会には200人を超えるぐらい集まりました。

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ただしここでも学生達の時間の概念の甘さに直面します。
定刻どおりに来ないものも少なくありません。
厳しく定刻を過ぎたものには入室をお断りするのですが、なんとか理由を述べて入れてくれるよう抗弁するものもいます。
しかし、社会人になる第一歩です。時間管理は自己管理の基本中の基本です。
すみませんが、他の会社を当たってください。ハイ。

先ずは大教室で自社の説明会を行い、学生達の質問などを受け付けます。
それから、我々面接官が2グループに別れ、面接官3人と学生1人のグループ面接に入ります。
学生数が多いので、一人約5分ぐらいで自己紹介・アピールなどを行なってもらいます。それだけで、瞬間的に合否を判定していきます。我々面接官がそれぞれの名前の上に合否を書き入れます。
1グループが終わるごとに3人が合否を集計。
私も全部で100人ぐらいを見させていただきました。
この第一次面談で半分以上が落ちます。さらに後日合格者には電話呼びしとなります。

面談の感想としては、日本の企業面談とはかなり違うものがあります。
まず、学生の服装。ほとんどが普通の格好です。ジーンズにカジュアルな服装。やや綺麗めな服装もありますが、いわゆるリクルートファッションなるものは存在しないようです。男子学生で一人だけスーツにネクタイでした。
2つ目は面談の姿勢。足組みをするのは普通の光景。だらしなく感じるのは日本人DNAでしょうか?面談に際する礼儀作法なるものは、学校では就職指導しないのかな?
3つ目は、中国の学生は非常に自己主張が上手いと感じた事です。
自分の長所を述べさせると、滔々と喋ってくれます。欠点に関しては実に微妙にオブラートしてくれます。

中国でも最近は大卒でも就活は難しくなってきているようです。学生達もそんな中でかなりの緊張感を持って望んできているようです。
ただ、その意気込みが滑っている学生も見受けられました。

学生達のフレッシュさに触れたことは、社会人生活で垢だらけの私にとってはいい刺激となりました。

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2007年12月 8日 (土)

ハルピンでミュージカル

中国、しかもハルピンでミュージカル。(ミュージカル、中国語で『音楽劇』と表現します。)

実はこのミュージカルはハルピンのライバル百貨店の企画で実現しました。
ミュージカルのタイトルは『蝶 Butterflies』です。
プロドデューサーは李盾、創作指導にはGILLES MAHEU氏、WAYNE FOWKES氏が名前を連ねています。

その『Butterflies』のミュージカルのチケットが手に入ったので、敵情視察とばかりに行ってきました。
場所はハルピンの開発区にある国際会展中心です。
ここは以前遠大が新年会に使ったことがあるホールがあります。
設備とか見た目は一般的なホールでしょうか。

このミュージカルは3年の月日と6千万元(約9億円)をかけて製作されたそうです。
すごいです。

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簡単なストーリーは、以下のような感じです
あるところに綺麗な『蝶人』の娘がいました。
彼女の名前は『祝英台』。蝶人の首領の娘です。
その英台は嫁ぐことが決まっていました。
結婚式を迎えたその夜、彼女は憂鬱でした。彼女はまだ恋をしたことがなく、本当の愛と言うものを知りませんでした。そのため、この結婚が自分にとって幸せなのかどうか分からなかったのです。
そこに吟遊詩人の『梁山泊』という蝶人が訪れました。
結婚式に参加するためでした。
しかし、英台を見た梁山泊は彼女に恋をし、彼女を結婚式場からさらってしまいました。
参加者たちや家来の蝶人は激怒しました。
梁山泊と英台は恋に落ち、逃亡を開始します。
その逃亡の中で、この結婚式が私欲の中でされようとしたものだと知ります。
梁山泊を毒殺しようとしたりしますが、最後に首領の陰謀が皆の知るところとなり、審判で決着がつけられるのです。
本当の愛を知った英台と梁山泊は結ばれることになります。

まあ、ミュージカルを中国語で鑑賞しているので、ストーリーの細かいことは分かりません。ストーリも大体はこんなもんだと理解していますが、もしかしたら間違っているかも知れません。
ただ、舞台の両脇に電光掲示板で台詞が出るので、なんとなくは理解できます。
しかし、台詞に気をとられると舞台を見るのが疎かになるので、そこはまあ適当に分かった振りをして見ていました。

異国の地でのこれもひとつの体験だと、見てきました。
チケットは120元から1280元までありました。
私は880元(約13,000円)のチケットで鑑賞しました。
前過ぎず後ろ過ぎずのいい場所だったかなと思います。

ステージの大道具、役者の衣装も凝っていたし、音楽はフルオーケストラによるものです。
ステージの前の半地下で生演奏です。
結構迫力がありました。

あと、劇が終わるクライマックスにステージ下から大量の蝶を放出したのにはびっくりしました。
数百匹の生きた蝶がステージ下から放たれ、劇場内を乱舞したさまは圧巻でした。

本場でミュージカルを見た訳ではないので、比較は出来ませんが、歌も踊りもすばらしかったです。
これで私も文化人だと自己満足できました。

最後にまたまた苦言を。
こんなすばらしいミュージカルを舞台で見せているのですが、相変わらず観客がついていっていない!
劇場内での携帯電話はマナーモードにするのは最低限で、会話をするなんてもっての外。
携帯の呼び出し音と、会話をする人がけっこういるのが興ざめ。
高尚な芸術鑑賞は、まず基本的なマナーを!

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2007年11月15日 (木)

勝って兜の・・・・

今日の気温は最低気温がマイナス11℃、最高気温が4度でした。

さすがに外を歩くと寒い。
風が強いので顔が痛いくらいです。

先週末で長かった催事も終わったので若干ほっとしているところです。
『購物狂歓節』(英語ではShopping Festival)と名づけたこの催事はライバル店の周年慶(創業祭)に合わせて始めたものです。
昨年は新聞紙上も賑わせたぐらいの激しさでした。
今年は昨年の反省点も踏まえた若干大人しめの催事にしました。
とは言っても、これは一種のバトルですから今年もあの手この手です。
ライバル店は、基本的な戦略は『満300儲300』と言って、300元買うと300元分のポイントを差し上げますと言うものです。
一見無茶苦茶なようですが、300元買うと300元の商品を差し上げますと言うようなものです。計算上は半額にしたようなものですね。
しかし、これではお客様はさらに余分なものまで買う必要があります。

弊社は割引額と再加重割引制の二重で対抗しました。
『6.9折再満300元減60元』、これは31%OFFの上にさらに300元購入毎に60元を値引きしますよと言うものです。
両者を比べると、ライバル店では欲しいものを300元で買うと300元のポイントが貰え、更に買い物を続けるしかないこと、確実にお客様のお金は300元消費されます。
弊社では最大の割引を受けるためには435元のものを買えば240元の支払いで済みます。割引率は約45%OFFです。
さてどっちの方がお客様に魅力があるのか?
例えば1000元の商品を買った場合、弊社では31%OFFの690元から180元が更に割引になり510元の支払いになります。懐からは510元が消えます。
ライバル店は1000元が懐から消えますが、2000元分の商品がゲット出来ます。

今回の場合催事のパワーは拮抗していましたが、ブランド力に勝る弊社のほうがやはり強かった。
また、後半には中国のお客様に好まれる、抽選会も追加。
毎日抽選で総額50万元(750万円相当)が当たるというものです。
買ったその場で抽選を行い、5元~4999元がキャッシュで当たると言うものです。
射幸心を煽られると弱いハルピン人には大当たりでした。

店内ではこの催事のPR活動として店内1階中央広場にスケートリンクを作り、フィギアスケートの模擬演技や雑技団による演技、子供たちのスケートダンス、エスキモー犬の橇引きなども行い、大盛況でした。
こんな楽しいイベントも中国ならではでしょうね。

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連日多くの人で賑わい、営業時間も深夜12時まで延長して行いました。

私も幹部の一人として弊店までの総日直として頑張らせていただきました。

勝てば官軍、売れれば嬉しいものです。
催事も無事成功裏に終わり、一安心です。

また催事後の反省点もあります。
なぜ売れたのか?悪い点はどこだったのか?など。

そんな中で思い出した言葉があります。
『勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし』という言葉だったと思います。
ロッテの野村監督がよく引用する言葉です。

売れた理由がよく分からないこともありますが、売れなかったときには結構理由が見つかりやすいのです。
必ず反省点があるものです。

売れた売れたと喜ばず、勝って兜の緒を締めなくては、奢れる平氏になってしまいます。
素直に分析反省したいものです。

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2007年10月16日 (火)

北京 胡同

久々の北京。

前回北京に出張してから暫くぶり。
今回はお気楽北京になりました。

この時期ハルピンでは結構冷え込んでいるので、北京も寒いかなと思っていましたが、思いのほか暖かかったですね。

北京に来て思うことなのですが、何度来ても青空に会うことはありません。
天候のせいではなく恐らく大気汚染の影響かと思います。

飛行機で北京首都空港に降りるときに見る北京の上空は灰色の靄のようなものに覆われて、スモッグに覆われたドームの中に街があるようです。
控えめに見てもこの大気汚染度は深刻と感じます。
北京で生活はしたくないですね。

今回と以前とで変わったことの一つが、タクシー内での禁煙措置でしょうか。
日本でも最近は前面禁煙タクシーが増えてきているそうですね。
北京のタクシーも市内は前面禁煙になったようです。
愛煙家の私は、空港からのタクシーでちょっと試してみました。
私『タバコすってもいいですか?』
運転手『没関係(大丈夫ですよ)、四環以内的不行、高速公路上可以吸煙的(第四環状線の内側はだめだけど、高速道路上なら吸ってもいいよ)』
・・・・との返事でした。(フフフ・・にんまりです)

こういういい加減さは、私にとって都合のいいところのみ大好きです。
まあ、いい加減すぎて気分悪くなることもままあるのですが・・・・。

北京もオリンピックを控えてあの手この手でマナー向上キャンペーンを行っているようです。
タクシー禁煙もその1つでしょうか。
市内での痰を吐く行為も罰金などの措置が取られています。
頑張れ北京。

仕事関連はそこそこに済ませ、自分の時間を利用して北京めぐりをしてみました。
故宮からほど近い『胡同』に行ってみました。
3年前にも訪れたことがありますが、懐かしくなって歩いてみました。
そこで、日本語ぺらぺらのフィンランド人と知り合いました。
彼の奥さんは日本人だそうです。
仕事で北京に来ているそうなのですが、なぜか彼は胡同の民宿に泊まっているとのことです。
その民宿に連れて行って貰いました。
胡同の伝統的な造りの『四合院』です。
そこの三部屋がお客さん用として使用できるようになっていました。
民宿の親父さんと奥さんも居間でくつろいでいました。
お茶などもご馳走になり、今度機会があれば泊まってくださいと、名刺ももらいました。

皆さんにそっとお知らせします。
www://hutongvisiting.com
『金糸居』四合院民宿

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ここの『胡同』と言うのは、もともとモンゴル系の人たちが多く住んでいた場所で、満族の言葉で『モンゴル人』と言う意味だと教えてくれました。
なので、ご主人は教えてくれました。
今は、『胡同』と言うのは古い北京の路地裏のような町のことを意味するようになっているようです。

胡同も観光地化されていて、一角ではカフェや土産物屋などがたくさんあり、それなりに楽しめますが、『いかにも』と言った感じのところになりつつあるような気がして、ちょっと寂しいですね。

でも、さっきの民宿は風情があって古き北京に浸るには打ってつけかと思います。お勧めです。

高層ビルと胡同の対比を味わってみてください。

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2007年9月29日 (土)

中秋節活動

9月ももう終わり、もうすぐ中国では『国慶節=十一節』が始まります。

9月は中秋節(日本の十五夜、旧盆)がありましたが、今年も月餅のいただき物があり、いささか食傷気味です。

その中国では大切な中秋節に、我が百貨店でもイベントを実施。中秋節に月見を行うのは日本も中国も同じでしょうね。
我が百貨店では、自社のVIPのお客様をお招きして、豪華お月見会を行いました。

ハルピンの北を流れる「松花江」と言う川で、客船をチャーターして簡単な食事をしてもらい、船の中でゲームや出し物を見て楽しんでもらおうという趣旨です。
我が百貨店ではVIPの常得意様に対して、日本の外商常得意様と同じように、ロイヤリティー向上戦略を考えています。
まだ、外商係り員とかの個別サービスには至ってはいませんが、行く行くは日本のような外商制度が出来ればと考えています。

夕方の6時に始まり、夕暮れの迫る松花江を遊覧しながらのゆったりしたミニ船旅です。
船からハルピン市内を振り返ると、まったく違う角度で眺められて、何かどことなく神戸を思い出します。
(まったく風景は似ていないので、単なる自己感傷・・・・かも。)

船内では、中国伝統芸能でもある、二胡や楊琴などによる演奏、中国茶の作法によるお茶の接待、大抽選会、お客様傘下のゲームなどでけっこう飽きずに過ごせる趣向になっていましす。
スケジュール進行は知らなかったのですが、スタッフのアイデアにはなかなか感心しました。
司会者も黒龍江電視台(黒龍江TV)の司会者を起用したりで、結構本格的です。

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暗くなると、打ち合わせどうりか、岸辺から花火のサプライズも用意されていました。
船べりから花火を見学し、夜空を見上げると丸々とした月がきれいでした。

神戸港の観光船コンチェルトのように豪華船とはいきませんが、雰囲気は中華風の味のある船でしたね。
ハルピンのカップルがロマンチックに過ごすにはいい雰囲気の観光船でした。

(ハルピン在住の方もしくは観光で時間に余裕のある方は、試しに観光船も乗って見られることをお勧めします。結構楽しめますよ。)

主催者側であったものの、お客様と一緒に中秋節をのんびりと楽しんだ一夜でした。
(お客さんと一緒に楽しんで、仕事もせず食べて見て楽しんでしまいました。スミマセンです。今後はもっと仕事します。)

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2007年9月13日 (木)

楽山大仏

中国にはユネスコ世界遺産に登録されているところが沢山あります。

実は先週に四川省は成都へ出張がありました。
日程は6日間なのですが、その間に土日を挟んでいました。
仕事は先の2日間で大体終わり、月曜日にその会議があります。
成都での仕事の内容などを会議で報告、討議するためです。

その間隙を縫って成都の南にある楽山と峨眉山と言うところへ足を伸ばしました。

楽山には楽山大仏(凌雲大仏)と呼ばれる巨大大仏があります。岷江と言う川の岩壁に彫られた世界最大の石刻座仏です。高さ71m、肩幅28m、頭部の高さ14.7m、頭部の直径10m。ガイド曰く、足の甲には100人が乗ることができるぐらい大きいそうです。
岷江は、かつて水害が多く、その岷江の水害を鎮めるため、凌雲寺の僧海通が起工し90年もの歳月を要し、803年(唐の貞元19年)大仏が完成したそうです。
ここの岩は柔らかいので崩れやすいそうですが、1200年経った今でも健在です。
これには、1200年前の石仏設計者の排水システムや、雨に浸食されるのを防ぐ伽藍の設置したりしたお陰だそうです。
この巨大石仏全体を見るには船に乗らなければ見えません。
そこで、船に乗って見物することにしました。

楽山港からは5分ほどで現場に着きます。
大仏の前では10分ほど停船してくれるので、その間に写真を撮ったり鑑賞したりします。

あまりにでかいので感動します。
71mと言えば20数階建てのビルを眺めているようなものです。中国と言う国はほんとにでかい物を作ったなあと感心します。

実は見る前にガイドから説明を聞いていたのですが、治水のために坊さんが大仏を作ったと聞いて、そんな金と時間があるんだったら、河川の整備事業をしたほうが有益なのに・・・と内心思っていたのです。
まあ今でも本音はそうですが、現物を目の前にすれば昔の人の苦労や努力の結晶に脱帽するだけです。
とにかく凄いです。

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地平線まで延々と続く万里の長城を見ても感心させられますが、この大仏は圧巻ですね。

成都から車で高速道路を使えば1時間半ぐらいで行けます。
成都へ行く機会がある人はぜひ言ってきてください。
あと、楽山のすぐ隣にある峨眉山も世界遺産です。
こちらにも行ってきました。
時間の関係で中腹までしか行けなかったのが残念です。

峨眉山にはたくさんの仏教寺がありますが、その中の万年寺に行ってきました。
ふもと近くからロープウェイで楽して上がれます。はい。
海抜1020mで、普賢菩薩を祭る印度風寺院でした。
ここには伝説の釈迦のシャリ←(おコメのことじゃないですよ、お骨のことです)を祭ってあるそうです。フ~ン・・です。

その後麓近くにある報国寺にも行きましたが、ここの博物館はパスしてもいいですね。
ガイドが熱心に館内を案内してくれるので、まったくしょーもなかったのですが、熱心に聴く振りだけをしてきました。(観光地には結構この手のハズレが多いので注意です)

まあとにかく、あの大石仏や、峨眉山の大自然と峻険な山に作られた寺院を見た後なので、(子供だまし)博物館がしょーもなく感じたのは勘弁して欲しいところです。

写真を付けますが、自分の目で見た感動は半減されるどころではない!とだけ付け加えておきます。

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2007年9月 3日 (月)

日本語を忘れる?

最近よく日本語を度忘れしてしまうことがある

中国語圏で暮らしているためか、中国語では出てくるのでるが日本語でどう表現したらいいのかとっさに出てこないのである。
自分としては、単に中国語圏で暮らしている副作用ではないかと簡単に考えていた。

会社内で日本語を教えているのだが、表現だけではなく漢字も忘れてしまって、黒板に書けないこともある。

自慢する訳ではないが、私は本が好きで自称活字中毒である。たぶん普通の人以上の読書量を持っているのではないかと思う。
そのため、国語には妙な自信を持っているのである。
学生時代も国語、古文は得意科目であった。

考えるに、パソコンに頼るあまりあまり字を書かなくなったため、漢字が書けなくなってきたのではないかとも考える。

そんな時にあるニュースを見かけた。
『日本で日本語が通じない』と言うものである。

ある大学で性格検査を行ったのであるが、その設問の意味が分からない学生が増えてきているそうだ。
「『怠惰』って何ですか?」とか「『まごまごする』ってどんな状態ですか?』」と言うような質問が出るそうである。

また、就職を控えた女子学生が、『骨の折れる仕事』という表現に対し、『そんな骨折するような危険な仕事は出来ません』と答えるような場面もあるそうである。
笑い話ではありません。
本気でそんな学生が増えてきているそうである。
大学の英語の授業においても日本語訳が出来ない、もしくは辞書を引いてもその辞書の日本語が理解できない学生がいるらしいのである。
英語も分からん、日本語でも分からん・・・・。
一体お前は何人や!と言う感じである。
『Often』の日本語訳である『しばしば』や『頻繁に』の意味が分からんそうである。

さらに、学生のみならず若い社会人に中にも日本語がまともに使えない者が増殖中でもあるそうだ。
敬語がまともに使えないなどは勿論、奇妙な言い回しの日本語を多用するなどをして、社内や関係先に顰蹙を買っているのである。
仕事がらみなので、取引先を怒らせたり取引がパアになったりする状況もありえるのである。

帰国した際も、
『これでよろしかったでしょうか』
『食べれません』
というような日本語を使う人に出くわすとちょっとムカつきます。

日本語はとても豊かな言語で、中国で暮らしていても中国語で説明できないような日本語が多いことに気がつきます。
(まあ、単に私の中国語の語彙が不足しているという説もありますが。)

泣いたり笑ったりする状態でも、『すすり泣く』『むせび泣く』『忍び泣く』『うれし泣き』『うそ泣き』や『せせら笑い』『うすら笑い』『含み笑い』『馬鹿笑い』『照れ笑い』『あざ笑い』など、種種多様な表現がある。
残念ながら私では中国語で説明できかねる表現が多く、意味は分かるけど中文訳は困難です。

日本語がまともに使えない日本人になりつつあるこの頃ですが、日本人のIdentityだけは無くしたくないと痛感しております。

日本の若者たちには、読書をお勧めします。

質の高い日本語を堪能してみて下さい。
私のブログでは決してありえませんが・・・。

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2007年7月 2日 (月)

風が吹けば・・・

風が吹けば桶屋が儲かる。

有名な言葉です。
一見関係なさそうですが、実は因果関係があるんだと言う喩えのようなものでしょう。

最近密かに日本は変になってきたんじゃないかと危惧することが多くなってきました。
日本の色んなニュースを耳にしたとき、日本のことを聞いたときなどに感じることです。

日本の高校生に「偉くなりたいか」というアンケート調査の結果、「強くそう思う」と答えたのはわずか8%</b>だったそうです。その他の国の結果は、『中国34.4%、韓国22.9%、米22.3%』だそうです。
このアンケート結果についての様々な意見反応に関しては、他のブログにも沢山あるため私自身は割愛します。

ここ数年日本の学校のことで、ある種奇妙な感覚を覚えたのが、運動会での『かけっこ』です。
競技を行っても順位を着けないようになって来ているとの事です。順位を着けることが色々問題があるからというのが理由だそうです。

また、個人情報ということから、学校での連絡網がなくなりつつあるか、既に廃止されていると言うことです。
住所や電話番号を共有することが個人情報を保護する観点から外れることが理由です。
ひどい場合は、生徒同士がお互いの家に遊びに行くことで住居などが分かるために、遊びに行くこと来られる事を制限する父兄が存在するそうです。

競争をやめたり、生徒たちの連絡先を教えあわないのは、子供たちに平等で公正な教育機会の提供を行い、安全で快適な教育環境を作り上げるのが目的なのでしょう。

学校では『愛の鞭』などを振るう豪傑先生は過去の遺物となり、生徒やPTA、教育委員会など全てに満足してもらえるよう頑張る今の先生方は新スーパーマンです。

そんな子供たちが目指す将来は、あまり偉くなりたくないというものです。
偉くなりたくない理由は、『責任が重くなる』からだそうです。

教育の現場で一体何が正解で何が間違っているのかを、冷静に判断できなくなって来ているような気がしてなりません。

少し前ですが、愛知県で立て篭もり銃撃事件がありましたよね。
その事件で玄関前で警察官が撃たれたまま5時間以上も救出されませんでした。
幹部が救出の為の判断をしなかったことで、『不作為』ではないのかとの批判を浴びかねない状態でした。
警察幹部にもし救出決断に責任ある決定が出来なかったためにこのような事態になったのだとしたら、本当に問題だと思います。

教育現場で、このまま『偉くなりたくない』『責任が重いのは嫌だ』という子供たちが増えれば、どうなるのでしょうか。
重要な場面で決断できない幹部、責任回避をしようとする責任者、競争しようとしない部下、積極性の無い社員・・・・。こんな会社すぐ潰れてしまうか、不正を起こすかでしょうね。

先のアンケート調査の中で他国と際立って異なるものがいくつかあります。以下は、『とてもそう思う』と答えた比率です。

〔問い〕いまやっている勉強に打ち込みたい
〔答え〕日本=19.6、アメリカ=53.1、中国=50.1、韓国=22.7

〔問い〕暮らしていける収入があればのんびりと暮らしていける
〔答え〕日本=42.9、アメリカ=13.8、中国=17.8、韓国=21.6

〔問い〕自分の会社や店を作りたい
〔答え〕日本=14.2、アメリカ=27.8、中国=37.0、韓国=31.7

〔問い〕あなたはどのような仕事を希望しますか
 上位3位までを列挙すると、
 日本   1位:その他 2位:営業・販売・サービス職 3位:小中高校の教師
 アメリカ 1位:医師  2位:美術家・デザイナー 3位:プロのスポーツ選手や歌手俳優
 中国   1位:会社企業の経営・管理職 2位:政府機関の公務員 3位:弁護士裁判官などの法律家
 韓国   1位:小中高校の教師 2位:会社企業の経営・管理職 3位:美術家・デザイナー      

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日本の高校生の特徴が垣間見られます。
中国や韓国、台湾などのアジア圏の若者は、上昇志向が強く、独立志向の高い人が多いような気がします。
そんな人たちと付き合ってみると圧倒されるぐらいのエネルギーを感じます。
それが引いては国家のエネルギーになっているのではないかと思います。

日本では、夢の無い子供たちを育てようとしているのではないかと、勘ぐってしまいます。
楽をして遊んで暮らせるほど世の中甘くないと思うのですが、今の教育制度ではそんな競争原理を教えずに済まそうとしているように感じてしまいます。

風が吹けば桶屋が儲かりますが、かけっこ競争をしなくなると警察官の命が危なくなる?
最近日本の国家としての若々しさやバイタリティを感じないのは私だけなのでしょうか?

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