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2005年7月23日 (土)

中国の交通事情

ハルピンでの交通事情は、中国の他の地域と同じくとってもデンジャラス且つアンビリーバブル。

私はハルピンで中国の免許証を持っております。(実は中国での運転免許試験も何も受けていませんが)日本での免許があるため、運転にはそこそこ自身があります。しかも日本の免許証はゴールド。(単に日本国内で運転する機会が少ないので、ゴールドになったといううわさもあります)

通勤のためや時々スーパーなんかに買物に行くときには自分で運転します。

しかしこのドライブがとっても緊張するのです。

まず、中国のドライバーはめったにウインカーを出しません。だから、いつ車線変更するのかは予測できません。しかも、自分勝手な運転をする人が多いので、車線を跨いで走っている人もけっこう多い。そのため、後ろから走っている場合は非常に迷惑です。左に行くんか右に行くんかはっきりせぇっちゅんじゃ!(失礼、興奮しました)

あと、いつも気を使うのは信号機の無いロータリー状の交差点です。まっすぐ行くのも右折左折するのもこのロータリーに入ってぐるりと回りながら行きます。これが苦手なんです。ウインカー出さない車相手にして、尚且つ大外から左折してくるわ、内側から右折してくるわで、めちゃくちゃです。たまに、ぶつかっている車もいますが、皆さん極めて上手にコナシテマス。

また、難儀なのは歩行者。車の列に気を使ってクリヤーしたかと思えば、突然前にありえない歩行者の姿が!横断歩道なんかなんのその、平気で4車線道路を横断しています。その数も半端じゃないです。

私はいつも、運転しているとコンピューターゲームを思い出します。

左右から迫りくる敵を迎撃したかと思うと、前からいきなり現れる敵。巧みなハンドルさばきでそれらをクリヤーしていくのは、まさにゲームの世界のようです。

路地から広い道に出るときなど、直進車はほぼ道を譲ったり、一旦停止などしません。いつ発信するかなどは阿吽の呼吸が必要です。迫りくる車のドライバーの目を見ながらの判断です。こいつは突っ込んでくるのかどうか?・・・・

そんな交通マナーなのですが、最近路上で皮肉な交通標語を見かけました。

『文明交通“三譲”示範路』と言うものです。DSC01796a

車同士が譲り合う、車は人に譲る、人も車に譲るような模範を示しましょう、これが文明的な交通です!とでも訳せば良いのでしょうか。

中国でもドライブが楽しいものになるよう切に希望するものです。ドライブでもしてストレスを発散しよう・・なんて今は夢のまた夢です。

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2005年7月20日 (水)

中華激辛料理

先週上海へ出張。

当社もお世話になっているアパレルウェブさんの某社長と当社の取引先の間で商談を行いました。この商談は、中国でも約1000店舗のお店を持つ中国系のファッションブランドのメーカーと、日本のアパレルウェブと言うウェブビジネスを行っている会社の業務提携の話でした。

中国ではもう老舗のブランドですが、今後のブランドビジネスを展開していく上で、このやや古くなったブランドイメージを一新させたいとのことで、アパレルウェブという会社が日本のノウハウを提供し、そのブランドイメージのリニューアルをいろんな観点からお手伝いするというものです。

アパレルウェブさんには、当社もVMD面の強化という点でのサポートをお願いしております。とっても頼りになる会社です。

そこの社長さんと昼間のビジネスを終えた後、待ち合わせをして夕食を食べに行きました。

上海には月イチぐらいの割合で行くことがあるのですが、気に入っている店があります。

店名は「滴水洞」というところで、湖南料理(湘菜と表記されることが多い)のお店です。

湖南料理と言うのは、よく知られている四川料理(川菜)と同じくとっても辛い料理の1つです。

四川料理は、唐辛子と山椒をたっぷり使った、辛くて痺れる(麻辛と表現する)料理です。湖南料理は唐辛子をふんだんに使い、香辛料もよく効いているただただ辛い料理です。

しかし、慣れるとこれがまたほんと癖になる辛さなのです。

その中でもお気に入りが、辛味排骨(辛い味の骨付き牛肉)と川蝦串(川海老の串焼き)です。いづれも辛いのですが、香辛料も効いていて、スパイシーな事この上なくおいしいのです。paiku

くだんのアパレルウェブ社長も最近辛いのに目覚めたようで、この湖南料理も気に入ってくれたようです。

中国に来てからこれらの激辛料理をよく食べるようになりましたが、難点が1つあります。

辛いけどおいしいおいしいと食べるのですが、翌朝はほぼ下痢状態になります。その上、唐辛子が効いているので、肛門がとっても熱くなります。

まだ経験されて無い方は、ぜひとも中国の2大激辛料理を堪能してみてください。そして翌日の「コウモン様」の快感をも味わって見てください。「控え居ろう!このコウモン様の辛さが目に入らぬか!」と、トイレで叫んでみてください。

kawaebi

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2005年7月 6日 (水)

国際結婚

ハルピンに日本人は何人ぐらい住んでいるかは知りませんが、ここハルピンで出会う日本人は非常に少ないです。

仕事の関係で会う日本人以外で、ハルピン在住の日本人で知っているのはほんの数人です。

我が百貨店に来店される日本人のお客様もほんとに少ない。

そんな中で最近出会った日本人一家の話。

「1階の化粧品売場に日本人が来ています。言葉が分からないので来て下さい。」と、スタッフからの連絡。そこで、僕が売場に向かうことにしました。

売場に行ってみると、50台後半から60台前半の夫婦二人と、30歳前後の男性と20台前半ぐらいの女性の計4人連れでした。

老婦人が何種類かの化粧品の内容と使い方、値段などを聞きたいとのことで、いろいろとお相手をさせていただきました。その化粧品はご本人ではなく、隣にいた若い女性の方のために買うものでした。

その若い彼女は中国人で、ハルピンから150キロほど離れた方正市出身の方。一緒にいた若い男性は老夫婦の息子さんでした。二人は2日前に結婚式を挙げたばかりとのこと。

そこで新しいお嫁さんに化粧品を買って上げるのだと言う説明でした。お嫁さんが全然化粧っ気が無いので、基本的な化粧品1式を買ってあげて練習してもらうのだと言っていました。

しかしお嫁さんは全然日本語がしゃべれません。新郎の息子さんはまったく中国語がしゃべれません。どうして二人は結婚したのでしょう?どうやって知り合ったのでしょうか?

よくよく聞くと、二人はハルピンにある結婚紹介所の仲介を経て見合いし結婚したらしいのです。彼らのうちは、日本で農家をやっているそうです。息子さんがいい年になったのだけど嫁の来手が無く、そこでハルピンの結婚紹介所を利用したらしいのです。

老婦人は話が好きらしく、結構長い時間しゃべっていました。

この紹介料はなんと、人民元で15万元だったそうです。15万元は日本円で約195万円です。おそらくそれ以外に渡航費用や結婚式の費用、その他結納金など結構かかっていることでしょう。

お嫁さんの日本行きは3ヶ月以降にはなるだろうと言っていました。結婚したからと言ってすぐにはビザは下りません。

偽装結婚で日本へ渡航する中国人が多いため、日本の入国管理局はとても厳しくチェックします。そう簡単にはビザは下りません。

中国人との結婚が簡単な問題ではないことを知っていたので、この二人は一体いつになったら日本で新婚生活が出来るのかなと、心配しながら聞いていました。

旦那さんは、これから中国語を勉強するらしいです。嫁さんもこれから日本語を習うそうです。

あれから二人はどうしているのか知りませんが、無事暮らせているように祈ります。

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2005年7月 2日 (土)

従業員の給与事情

私の勤める百貨店で現在大規模な改装が行われています。

その中で自営によるレストラン経営を計画中です。

そこでの従業員募集などは、日本とはまったく違った状況になります。

売場での服務員(ウェイトレスのような職種)はここハルピンでも大概『外地人』を雇用します。この『外地人』とは、ハルピン市以外の周辺農村地域からの就業者のことを指します。

理由は給与が大幅に抑えられるからです。

ハルピンで、一般的に20歳前後・高卒であれば月の給与は700元~800元(日本円で約9000円~10500円)。もちろん学歴や職種によって異なります。しかし、外地人であればこの給与の3分の2もしくは半分ぐらいで済みます。すなわち、4~500元ぐらい。

また、外地から来るので住む場所がありません。そこで、会社が住居を提供することになります。日本で言えば従業員寮、従業員宿舎といったところでしょうか。そうなると、ひと月の給料は300元ぐらいになります。

しかしこの住居はたいへん狭い!12畳ぐらいの部屋に2段ベッドが4つ。すなわち8人部屋。シャワー、トイレは共同。このような施設はいたるところにあり、各企業も利用しています。利用料金は、1ベッド1日10~15元です。

会社の経費を安くするために、このような『外地人』=ハルピンの戸籍を持たない労働者、を雇用します。

日本では田舎から出てきても給料は同じでしょう。ただし、自宅からの通勤、アパート暮らしでは生活内容は変わってきますが。

中国の戸籍制度は、農村地域と都会での生活を区別し、基本的には農村の人は都会では就業しにくくなっています。

中国は今非常な勢いで経済発展しています。ある人はかつての日本のバブル時代を思い出すといいます。不動産価格もここ数年20%以上の高騰を毎年続けています。

その投資熱は驚嘆すべきものですが、いつかこのバブルが崩壊するのではないかと心配されています。

しかしながら、中国のこのバブル現象は日本とは異なります。日本のバブルは土地神話に基づいた結果過剰な土地投資、株式投資が行われ、上がり続けると信じられた土地価格が崩壊し、全ての金融システムに波及しました。

中国の不動産は全て国有です。土地は国家財産です。日本は私有財産になります。

そのため、土地バブルを国家レベルで簡単に抑えることも可能です。

また中国は、上にも少し書いたように戸籍制度による、「農村ー都会」を区別して管理しているため、いわゆる国内に植民地をもっているのと同じ状態なのです。中国人民13億の約6割が農民戸籍といわれています。それだけの、安価な労働力を国内で調達できるのです。

日本の高い所得水準では、人的コスト管理が非常に難しいのです。リストラして従業員を減らすしかないのです。しかし、中国ではそのコスト管理が非常にやりやすいのです。日本とは大違いです。

まあ、これらが全てでは無いのでしょうが、中国の一見バブルは日本のバブルとは状況を異にします。

このすさまじいエネルギーのあふれた中国で、どこまで私が頑張れるのか、とにかく毎日をのたりのたりと頑張っています。

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