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2005年9月27日 (火)

国慶節が来たよ

10月1日から中国の『国慶節』の連休が始まります。

この国慶節の事を『十一節』と呼んでいます。中国圏ではいろんな記念日や事件を月日の数字をとって表現することが多いようです。
たとえば、『九一一』・・・これは9月11日のことですが、アメリカのニューヨークでの貿易センターテロ事件のことですね。
『五一節』、これはメーデー(労働節)、中国の黄金週間(ゴールデンウィーク)の1つですね。

連休といえば、百貨店にとっては稼ぎ時です。
中国でもこの時期、各百貨店はいろんな販売促進企画を打ち出してきます。
私たちの百貨店も例外ではありません。

このところ中国圏でよく使う販売促進の手段に、『買100贈30』のような表現がされた広告を見かけます。これは、100元の商品を買うと30元を差し上げますという意味です。

つまり30%OFFのような意味に近いのですが、やり方は二種類あります。
100元お商品を買うと30元の商品券(代金券)を差し上げますというものと、30元の値引きをしますというものです。
売場に『7折』とか『5折』などという表現もありますが、これは『7掛け=30%OFF』、『5掛け=50%OFF』と言う意味で、『贈30』の表現と意味合いはほぼ同じようなものになってきます。

この2つの表現を組み合わせて、『8折、満100贈30』と書くと、20%OFFにした上で100元の買い上げに対し30元の商品券を差し上げますよと言う意味になります。

くどくは書きませんが、つまるところ値引き合戦です。

最近はこの競争がだんだん激しくなり、ハルピンのパークソン(百盛)百貨店などは、『満100贈100』という活動を始めました。
100元買うと100元あげますというものです。
まったく、正気の沙汰とは思えない大判振る舞いです。
競争の悪循環になっているような感じです。

わが百貨店もこの国慶節にはあの手この手の販促手段で売上げ向上を狙いますが、上記のような『満100贈いくら』といった手段はとりませんでした。

この国慶節の連休は企業によって多少異なりますが、1日から9日までの9連休というものから1日~5日の5連休と言うものまであります。
国家の規定は3日間の休みを取り、土日の2日間と合わせて最低5日間は休めるというものです。

連休の過ごし方は、中国でも旅行が1番人気のようです。あとは、百貨店などへのショッピング、外食、などが続きます。
稼ぎ時であることは間違いなく、サービス業は忙しい時期でしょう。

しかし、そんな稼ぎ時なのですが、私を含め上級幹部は休暇に突入します。
部下の人たちゴメンナサイね。

そんなわけで、1日から休暇に入る私は台湾に遊びに行くことにしました。

ハルピンから台湾へ行くのはとても難儀です。ハルピンから香港へ行き、香港で乗り換えて台湾へ行くといった、とっても遠回りをします。香港まで直行便で約5時間、香港から台北で約2時間強、乗り換え時間などを考えると9時間ぐらいは必要です。
中国と台湾の関係が微妙なため、中国から台湾への直行便が無いためです。

ほかにも方法が無いわけじゃないのですが、チケットの手配が中国国内ではややこしいなどの問題があり、このルートで行くことにしました。

また、ブログにて台湾行きの報告でもいたします。

では、台湾でものたりのたりとしてきます。

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2005年9月24日 (土)

香港ディズニーが出来たけど

今月に香港にディズニーランド(中国語で迪士尼』と表記されます)がオープンしました。

こちらの新聞などでも紹介記事がたくさん出ていました。中国からもたくさんの人が観光に出かけていったようです。
アジアでは東京ディズニーに続く2番目のディズニーです。
面積が小さいため、内容にやや劣ることがあるため近く拡張工事をして施設の充実化を図る計画もあるそうです。 2004625848427106320046258492621063

そんな中で、こんな記事を見つけました。
記事の内容は以下のようなものです。タイトルは「中国特色」でした。

『東京發生一件「闖空門」的竊案,日本警察到現場只瞄一眼,就斬釘截鐵的:「是『中國』小幹的。」 (東京で一件の「空き巣」の窃盗事件が発生、日本の警察が到着し現場を一目見るなり、「これは中国の泥棒の仕業だ」と断言した。

見記者一臉疑惑,警察連忙解釋:「日本小對受害者會不好意思,所以盡量不破壞住家。像這樣把家裡搞得一塌糊塗,甚至還拉泡尿洩憤的竊案,都是『中國』小幹的。」 (記者が納得できない顔をすると、警察は忙しそうに解釈した:「日本の泥棒は被害者に対し悪いなあと思い、できるだけ住居を壊したりしない。こんなに家の中をめちゃくちゃにして、挙句の果てには小便を撒き散らすような泥棒は、全て『中国』の泥棒がやったことだよ。」

大陸小到日本給日本警察上述的「文化衝擊」;大陸遊客到世界各地,一樣帶給當地人不少「文化衝擊」。 (大陸の泥棒が日本に来て日本の警察に上記のような「カルチャーショック」を与えている;大陸の旅行者が世界各地で同じように当地の人に少なからず「カルチャーショック」を与えているのである。

香港迪士尼開幕,湧進一萬六千多名大陸旅客。結果是,小孩子在睡美人城堡前當眾尿尿,四處「遛鳥」;大人則穿衣、鞋,橫躺在座梯上,不管禁菸規定,到處抽菸,隨地吐痰、丟垃圾……。自在地簡直是把迪士尼當自己家。(香港 ディズニーが開幕し、1万6千余りの大陸からの旅行者がどっと押し寄せました。その結果たるや、子供は眠れる美女の城ではみんなの前でおしっこをし、いたるところで「鳥の散歩(日本では犬の散歩と訳したほうが分かりやすいかも)」の様です。;大人は下着をつけたり、靴を脱いだり、階段で寝転んだり、禁煙の規定があるにもかかわらずところ構わず喫煙し、そこらじゅうで痰を吐き、ごみを撒き散らす・・・・・。ディズニーをまったく自分の家のように振舞っている。)

照這樣發展下去,劣幣驅逐良幣,香港迪士尼必然成為有「中國特色」、專供大陸遊客消費的樂園。 (こんな発展を続けていけば、悪貨は良貨を駆逐し、香港ディズニーは「中国の特色」に成り果て、大陸の旅行者に消費の楽園を専用に提供するところとなる。)

也因為這些「中國特色」,很多飯店不接待大陸遊客,肯接待的也會把大陸旅客隔離。雖然大陸遊客錢花得比洋人凱,卻沒贏得人家尊重。而歐盟也因大陸遊客跳機比例太高,而緊縮了旅遊簽證。 (またこの様な「中国の特色」のため、多くのホテルは大陸の旅行者を受け入れず、受け入れたにしても大陸の旅行者を別のところへ離してしまう。大陸の旅行者は外人よりたくさんのお金を使うかもしれないが、人々の尊敬を勝ち得ることはない。EUでも大陸の旅行者の訪問比率が高いため、ビザの発給を縮小させました。)

近十年來,大陸對「富」頗為自豪。不過,富而不好禮,就只是暴發而已。大陸恐怕還需要三代富,才能懂吃、穿。』(この10年来、大陸は「富めること」をたいへん誇りにしています。しかし、富があっても礼儀がなく、ただの成りあがりというだけである。大陸はまだ3世代続く富が必要で、そこで初めて食べる、着るということがわかるかも知れない。)注;(衣食足りて礼節を知るに近い意味だと思う)。

以上ですが、翻訳はプロではないのであまり上手ではないと思いますが、大体の意味は分かってもらえると思います。
ハルピンの私の店でも、依然として店内で痰を吐く人を見かけます。
若いとか年配とか、男とか女とか関係なく、痰を吐く人を見かけます。店内を歩いている時、後ろの方で、『カー、ぺッ!』と痰を吐く音が聞こえてくると思わず首をすくめそうになります。
こういった習慣にはなかなか慣れない物です。

日本もかつて高度成長期に猫も杓子も海外旅行を楽しみました。
そのころ、「ノーキョーさん」など、また「旅の恥はかき捨て」などと、世界で顰蹙を買った経緯があります。金はあるけど文化的ではない民族のように言われていました。
今は、どうなんでしょうか?日本人も反省すべきところはありませんか?


中国でも北京や上海など、痰を吐く行為に対して罰金を取るように規定されてきました。
2008年には北京オリンピックがあります。
経済発展のスピードと同じように、マナーや遵法精神のスピードアップが望まれます。

私のようにのたりのたりでは困りますよね。

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2005年9月16日 (金)

万引き事件に思うこと

私の勤める百貨店のB1にはスーパーマーケットがあります。

先日にこの売場での棚卸しを実施しました。
結果はまずまずだったのですが、商品ロスの原因が問題です。
商品管理については他のスーパーと同じくかなり厳しく行っているつもりです。
しかしながら、どうしても管理しきれない部分もあります。

日本でもあるのでしょうが、『万引き=(中国語で小偸といいます)』の問題です。

店内には監視カメラや私服の保安員を配置していますが、どうしても根絶することは出来ない問題のようです。
そこで、これらの問題をどうするかでミーティングを行いました。

このあたりのスーパーでは、一般的に私物の袋を持ったまま入ることは遠慮してもらい、入り口のサービスカウンターに預けてもらうようにしています。
しかし、顧客の利便性の上から、またサービスアップのために、弊社ではこの袋を預ける制度を廃止しようと考えています。(すでにそうしつつあります)
そうなると、万引きの予防のためにはマイナス効果です。

会議の結果、決まったことは、『罰金=(中国語では罰款といいます)』を徴収する!だったのです。
商品を万引きした客から商品の価格の『10倍の罰金をとる』、と言うものです。

個人的には、ちょっとびっくりものでした。
だって、泥棒から罰金を取るという行為は、警察やもしくは裁判所などの公的機関の法的権限の範囲ではないかと考えたからです。
小売店が犯罪に対し、勝手に罪状を判断し量刑を決めることなどありえないと思うのです。(法律に詳しい方、そうですよね?教えてください。)

しかし、ここからがお国の違い。

万引きを捕まえた場合、日本ではまず警察に引き渡しますよね。そこから先は警察の仕事です。刑罰などは小売側がどうこうできるものではないと思います。まあ、小売店側が騒ぎを大きくしたくないなどの意向があれば、また別の処理もあるとは思いますが。

中国でも万引きや泥棒は警察(派出所)に連絡します。
しかし、ここでは2000元(日本円で約26000円)以下の小額の事件については受理しません。(ハルピンだけの事情かも知れません)
なぜ?と思われる読者の方!どうしてでしょう?

そうです!小額だと泥棒さんの数が多すぎるからです
小額の泥棒を相手にしていたら、警察(派出所)の仕事がパンクしてしまうからだそうです。
2000元といっても、中国の平均月所得に匹敵する額なのですが、ここでは小額といっています。

しかし、我々スーパーの万引きは、2000元を超える万引きなどめったにあるものじゃありません。顧客の平均購買額が30元~40元ぐらいのスーパーで、こんな金額は相当なものです。

そうなると、スーパーが自衛策を取るしかない。イコール万引きから罰金を取るという制度を設けて、万引きさんの意欲を削ごうという考え方です。
よく聞くと、アメリカ系の●ォ●マートや、フランス系のカ●●ールなどでも同じように罰金制を取っているそうです。

当スーパーでも、週に数回は万引き事件があり、捕まっています。

中国などで初めて働き出した日本人は中国でのこれらの『罰金制度』には、少なからずカルチャーショックを受けるのではないでしょうか?
中国の人事制度の中で、この『罰金制度』はなくてはならない必要条件なのです。
いろんな規則がありますが、ほとんど規則と罰金とは表裏一体をなしているのが常識でしょう。
当社でも、会議に遅刻したら50元の罰金、売場での私語雑談はいくらの罰金などたくさんの罰金制度があります。

私はよく、『性善説』『性悪説』という言葉でこれらの現象を考えてしまいます。
日本では基本的に『性善説』に近い考え方で暮らしているように思います。
しかし、日本以外では『性悪説』に近い考え方が常識のようです。

日本の常識が世界で通用しないのはこの違いがあるからのような気がしています。
日本人は、『人を見たら泥棒と思え』ということが頭での理解ではなく、本心から思えますか?まず人は悪いことをするものだと言う前提で、人を見ていますか?

『性悪説』的な考え方は中国では当たり前のようです。
また機会があれば、この『性悪説』的考え方に関したことを紹介していきたいと思います。

更新がのたりのたりですいません。
これに懲りずにブログを覘いてください。

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2005年9月 4日 (日)

『同志』と呼びかけられる会議

我社はとっても会議の多い会社かもしれません。

毎週月曜日は、ほぼ終日会議で時間が潰れます。
朝9時半から「総経理例会」と呼ばれる副経理(副部長職)以上が参加する、1週間の報告会。
それが終わると引き続き「経営会議」と呼ばれる、部長と役員クラスの会議。

昼食が終わると、午後1時半から「営業会議」。これは、営業部による部内会議で、主管(課長職)以上と営業部の部長、それに営業部門管掌の私が参加します。さらに、3時からは、「超市食品部(スーパーマーケットとレストラン部門)」の会議にも参加します。

あと、曜日により「販売促進会議」、これは企画部門の会議。不定期に情報システム部の会議、財務部の会議、人事部の会議、商品部(MD部門)の会議などなど・・・・。

1週間に3~4日は会議があるような気がします。
秘書はこれらの会議の時間、場所などを控えて教えてくれるのですが、大体いつも会議の内容やテーマが分からないまま教えてくれます。
秘書「明日のあさ10時から●●部の会議が7階会議室であります。」
私「なんの会議?」
秘書「分かりません」
私「・・・・・・・」

定例会議は内容が分からなくても、大体いつものことなので準備することなどは分かっているのですが、突発的な会議でテーマも分からず参加する会議などは、「何なの?」って思いませんか?

そこで、そんな時は担当部門に何をやるのか確認を入れることになります。

お国事情が変われば、進め方やその内容も変わるのでしょうが、どうもこんな進め方には抵抗があるのです。BUT、周りの人たちは一向に意に介さない様子なのです。

どうも会議をやることで、仕事をしているような気になる人たちが多いような感じです。

確かに会議も重要な仕事の1つかもしれません。
会議を進めるに付き、おおきく日本と違うところは「段取りが悪い」、いや、「段取りが無い」状態なのです。
このいわゆる「段取り」、日本ではいい意味での「根回し」とも言われますが、事前にある程度関係者・関係各部署にお知らせしたり、話を通しておくようなことがほとんどありません。
会議でいきなり取り上げて話し合うような形が多いのです。

それゆえ、会議で結論がでないまま終わることもままあるのです。

なんか時間の無駄使いのような状態が多いような気がするのです。

ちょっとぼやき調になりました、申し訳ありましぇん。(←武田鉄也風にごまかします。)

あと最後に、とっても気になっていることの1つ。
発言者が、会議の席でみんなに呼びかける時のことです。
『同志諸君、・・・・・』(中国語では『同志們、・・・』と言います)と呼びかけることがある事なのです。
社内にも共産党の同志が多いのは理解できますが、『同志たち、意見は無いですか?』と聞かれるのにはなんとなく違和感を感じてしまうのです。
(ひそかに心の中で『わしゃ、同志やないでえ』と突っ込んでいますが・・・。)

台湾にいた頃は、こんな時は一般的に『大家、有没有意見?』と言っていたように思います。
   *『大家』は、『皆さん』という意味です。

別にたいしたことではないのです。

ブログにわざわざ書くようなことか!と怒られそうですが、気になってるから仕方ないでしょ~。

まあ、そんなこんなで、会社でものたりのたりと会議をさばいております。

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