« 2007年7月 | トップページ | 2007年10月 »

2007年9月

2007年9月29日 (土)

中秋節活動

9月ももう終わり、もうすぐ中国では『国慶節=十一節』が始まります。

9月は中秋節(日本の十五夜、旧盆)がありましたが、今年も月餅のいただき物があり、いささか食傷気味です。

その中国では大切な中秋節に、我が百貨店でもイベントを実施。中秋節に月見を行うのは日本も中国も同じでしょうね。
我が百貨店では、自社のVIPのお客様をお招きして、豪華お月見会を行いました。

ハルピンの北を流れる「松花江」と言う川で、客船をチャーターして簡単な食事をしてもらい、船の中でゲームや出し物を見て楽しんでもらおうという趣旨です。
我が百貨店ではVIPの常得意様に対して、日本の外商常得意様と同じように、ロイヤリティー向上戦略を考えています。
まだ、外商係り員とかの個別サービスには至ってはいませんが、行く行くは日本のような外商制度が出来ればと考えています。

夕方の6時に始まり、夕暮れの迫る松花江を遊覧しながらのゆったりしたミニ船旅です。
船からハルピン市内を振り返ると、まったく違う角度で眺められて、何かどことなく神戸を思い出します。
(まったく風景は似ていないので、単なる自己感傷・・・・かも。)

船内では、中国伝統芸能でもある、二胡や楊琴などによる演奏、中国茶の作法によるお茶の接待、大抽選会、お客様傘下のゲームなどでけっこう飽きずに過ごせる趣向になっていましす。
スケジュール進行は知らなかったのですが、スタッフのアイデアにはなかなか感心しました。
司会者も黒龍江電視台(黒龍江TV)の司会者を起用したりで、結構本格的です。

Img9d5f9638zikbzj

暗くなると、打ち合わせどうりか、岸辺から花火のサプライズも用意されていました。
船べりから花火を見学し、夜空を見上げると丸々とした月がきれいでした。

神戸港の観光船コンチェルトのように豪華船とはいきませんが、雰囲気は中華風の味のある船でしたね。
ハルピンのカップルがロマンチックに過ごすにはいい雰囲気の観光船でした。

(ハルピン在住の方もしくは観光で時間に余裕のある方は、試しに観光船も乗って見られることをお勧めします。結構楽しめますよ。)

主催者側であったものの、お客様と一緒に中秋節をのんびりと楽しんだ一夜でした。
(お客さんと一緒に楽しんで、仕事もせず食べて見て楽しんでしまいました。スミマセンです。今後はもっと仕事します。)

Imga090f468zikazj Imgaa596279zikbzj Img0474ab70zik2zj

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月13日 (木)

楽山大仏

中国にはユネスコ世界遺産に登録されているところが沢山あります。

実は先週に四川省は成都へ出張がありました。
日程は6日間なのですが、その間に土日を挟んでいました。
仕事は先の2日間で大体終わり、月曜日にその会議があります。
成都での仕事の内容などを会議で報告、討議するためです。

その間隙を縫って成都の南にある楽山と峨眉山と言うところへ足を伸ばしました。

楽山には楽山大仏(凌雲大仏)と呼ばれる巨大大仏があります。岷江と言う川の岩壁に彫られた世界最大の石刻座仏です。高さ71m、肩幅28m、頭部の高さ14.7m、頭部の直径10m。ガイド曰く、足の甲には100人が乗ることができるぐらい大きいそうです。
岷江は、かつて水害が多く、その岷江の水害を鎮めるため、凌雲寺の僧海通が起工し90年もの歳月を要し、803年(唐の貞元19年)大仏が完成したそうです。
ここの岩は柔らかいので崩れやすいそうですが、1200年経った今でも健在です。
これには、1200年前の石仏設計者の排水システムや、雨に浸食されるのを防ぐ伽藍の設置したりしたお陰だそうです。
この巨大石仏全体を見るには船に乗らなければ見えません。
そこで、船に乗って見物することにしました。

楽山港からは5分ほどで現場に着きます。
大仏の前では10分ほど停船してくれるので、その間に写真を撮ったり鑑賞したりします。

あまりにでかいので感動します。
71mと言えば20数階建てのビルを眺めているようなものです。中国と言う国はほんとにでかい物を作ったなあと感心します。

実は見る前にガイドから説明を聞いていたのですが、治水のために坊さんが大仏を作ったと聞いて、そんな金と時間があるんだったら、河川の整備事業をしたほうが有益なのに・・・と内心思っていたのです。
まあ今でも本音はそうですが、現物を目の前にすれば昔の人の苦労や努力の結晶に脱帽するだけです。
とにかく凄いです。

Img0dcbf3adzikbzj

地平線まで延々と続く万里の長城を見ても感心させられますが、この大仏は圧巻ですね。

成都から車で高速道路を使えば1時間半ぐらいで行けます。
成都へ行く機会がある人はぜひ言ってきてください。
あと、楽山のすぐ隣にある峨眉山も世界遺産です。
こちらにも行ってきました。
時間の関係で中腹までしか行けなかったのが残念です。

峨眉山にはたくさんの仏教寺がありますが、その中の万年寺に行ってきました。
ふもと近くからロープウェイで楽して上がれます。はい。
海抜1020mで、普賢菩薩を祭る印度風寺院でした。
ここには伝説の釈迦のシャリ←(おコメのことじゃないですよ、お骨のことです)を祭ってあるそうです。フ~ン・・です。

その後麓近くにある報国寺にも行きましたが、ここの博物館はパスしてもいいですね。
ガイドが熱心に館内を案内してくれるので、まったくしょーもなかったのですが、熱心に聴く振りだけをしてきました。(観光地には結構この手のハズレが多いので注意です)

まあとにかく、あの大石仏や、峨眉山の大自然と峻険な山に作られた寺院を見た後なので、(子供だまし)博物館がしょーもなく感じたのは勘弁して欲しいところです。

写真を付けますが、自分の目で見た感動は半減されるどころではない!とだけ付け加えておきます。

Img0beff348zik1zj Img18155dfazik7zj_2 Img08dcc8bazik1zj

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月 3日 (月)

日本語を忘れる?

最近よく日本語を度忘れしてしまうことがある

中国語圏で暮らしているためか、中国語では出てくるのでるが日本語でどう表現したらいいのかとっさに出てこないのである。
自分としては、単に中国語圏で暮らしている副作用ではないかと簡単に考えていた。

会社内で日本語を教えているのだが、表現だけではなく漢字も忘れてしまって、黒板に書けないこともある。

自慢する訳ではないが、私は本が好きで自称活字中毒である。たぶん普通の人以上の読書量を持っているのではないかと思う。
そのため、国語には妙な自信を持っているのである。
学生時代も国語、古文は得意科目であった。

考えるに、パソコンに頼るあまりあまり字を書かなくなったため、漢字が書けなくなってきたのではないかとも考える。

そんな時にあるニュースを見かけた。
『日本で日本語が通じない』と言うものである。

ある大学で性格検査を行ったのであるが、その設問の意味が分からない学生が増えてきているそうだ。
「『怠惰』って何ですか?」とか「『まごまごする』ってどんな状態ですか?』」と言うような質問が出るそうである。

また、就職を控えた女子学生が、『骨の折れる仕事』という表現に対し、『そんな骨折するような危険な仕事は出来ません』と答えるような場面もあるそうである。
笑い話ではありません。
本気でそんな学生が増えてきているそうである。
大学の英語の授業においても日本語訳が出来ない、もしくは辞書を引いてもその辞書の日本語が理解できない学生がいるらしいのである。
英語も分からん、日本語でも分からん・・・・。
一体お前は何人や!と言う感じである。
『Often』の日本語訳である『しばしば』や『頻繁に』の意味が分からんそうである。

さらに、学生のみならず若い社会人に中にも日本語がまともに使えない者が増殖中でもあるそうだ。
敬語がまともに使えないなどは勿論、奇妙な言い回しの日本語を多用するなどをして、社内や関係先に顰蹙を買っているのである。
仕事がらみなので、取引先を怒らせたり取引がパアになったりする状況もありえるのである。

帰国した際も、
『これでよろしかったでしょうか』
『食べれません』
というような日本語を使う人に出くわすとちょっとムカつきます。

日本語はとても豊かな言語で、中国で暮らしていても中国語で説明できないような日本語が多いことに気がつきます。
(まあ、単に私の中国語の語彙が不足しているという説もありますが。)

泣いたり笑ったりする状態でも、『すすり泣く』『むせび泣く』『忍び泣く』『うれし泣き』『うそ泣き』や『せせら笑い』『うすら笑い』『含み笑い』『馬鹿笑い』『照れ笑い』『あざ笑い』など、種種多様な表現がある。
残念ながら私では中国語で説明できかねる表現が多く、意味は分かるけど中文訳は困難です。

日本語がまともに使えない日本人になりつつあるこの頃ですが、日本人のIdentityだけは無くしたくないと痛感しております。

日本の若者たちには、読書をお勧めします。

質の高い日本語を堪能してみて下さい。
私のブログでは決してありえませんが・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年7月 | トップページ | 2007年10月 »